若い人でも痛風になる!その理由とは?
若者が抱える痛風の原因も飲酒?
最近では若者でも発症している人が多い痛風。特に男性は、年齢に関係なく先述の通りにホルモンのメカニズムのせいで尿酸が体内に溜まりやすい傾向にあるため、若くして発症しても不思議ではありません。では、若者が痛風になる原因は一体何なのでしょうか。
若者が痛風になった時に、真っ先に疑いたくなるのがやはりビールの飲酒ですよね。確かにビールに含まれるプリン体が原因となって、痛風を発症しているというケースもあります。特に大学生や新社会人は飲み会でビールを飲む機会も多く、プリン体の摂取量は多いでしょう。しかし、それだけが原因ではありません。
痛風の原因となるプリン体は、ビールだけでなくレバーや牡蠣、あん肝などの食べ物にも多く含まれています。こうした食べ物は居酒屋などでも多く提供されており、ビールと一緒に摂取される機会も多い物です。これらに含まれるプリン体が原因の1つとなっていることは間違いないでしょう。
生活習慣やストレスとの関係
若者の痛風には、飲食物からのプリン体摂取以外にも原因があります。不規則な生活リズムや肥満など、いわゆる生活習慣が原因で起こっていることも多いのです。
健康的な生活習慣を身に付けることは、全ての病気の予防に欠かせないことですが、痛風においてもそれは同じです。特に若者は、体力的にも余裕があるため無理をしやすく、暴飲暴食をしがちです。また、肥満体型の場合も要注意です。また、仕事などで過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、尿酸を上手く排出できなくなります。
更に、尿酸は尿と一緒に排出されるため、水分不足の状態が続くと血液中の尿酸値が上がってしまいます。普段からあまり水を飲まないという人は要注意なのです。また、意外な原因として激しい運動も挙げられます。これは、運動によって引き起こされた水分不足を放置することが原因になるためです。